尋常小学唱歌 第三学年用
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ライセンスURI | https://dc.lib.hiroshima-u.ac.jp/da/page/license1 |
所有機関等 | 広島大学 |
タイトル | 尋常小学唱歌 第三学年用 |
タイトルヨミ | ジンジョウ ショウガク ショウカ |
著者 | 文部省(モンブショウ) |
出版年 | 1912, 明治45 |
出版者 | 国定教科書共同販売所 |
出版地 | 東京 |
物理サイズ | 15×22cm, 45p |
所在 | 広島大学図書館 |
コレクション | 教科書コレクション |
説明1 | [時期]国定教科書期 1903(明治36年)~1945(昭和20年) [学科]音楽・唱歌 [学校制度]尋常小学校 |
説明2 | [解題]《春の小川》、《朧月夜》、《故郷》などを収めた『尋常小学唱歌』は、今日に至る日本人の唱歌教育に大きな影響を及ぼした。教科書国定化の動きが強まる明治44(1911)年から大正3(1914)年にかけて6冊が順次刊行された。収録曲数は120曲で『尋常小学読本唱歌』から引き継いだ27曲も含まれている。この唱歌集を編むにあたり、全国の師範学校へ質問状が送付されたことは注目に値する。また、他教科との関連を図る教育的配慮もなされた。 唱歌はヨナ抜き音階が多用され、4分の4拍子、4分の2拍子の比率が高い。リズムは等拍や付点8分音符と16分音符の組み合わせ(「ピョンコ節」)が目立つ。編纂は8人の作詞委員と8人の作曲委員の合議による。そのため作詞・作曲者の名前は非公表となり、芸術的に突出しない没個性の唱歌が並ぶ結果となった。児童の心情にそぐわないなどの批判もあったが、大正から昭和初期にかけてほぼ全ての小学校で使用され、日本人の音楽性の形成の一翼を担ってきた点で、この唱歌集は大きな意味をもつ。 (解題執筆:仲辻 真帆) |
資料番号 | [登録ID]0130449404 [スリップ番号]40949 [請求記号]教科書文庫/4/760/31-1912/0130449404 |