教科適用幼年唱歌 二編 中巻
| ライセンス種類 |
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| ライセンスURI | https://dc.lib.hiroshima-u.ac.jp/da/page/license1 |
| 所有機関等 | 広島大学 |
| タイトル | 教科適用幼年唱歌 二編 中巻 |
| タイトルヨミ | キョウカ テキヨウ ヨウネン ショウカ |
| 著者 | 納所辨次郎[編](ノウショ ベンジロウ), 田村虎蔵[編](タムラ トラゾウ) |
| 出版年 | 1908, 明治41 |
| 出版者 | 十字屋 |
| 出版地 | 東京 |
| 物理サイズ | 23cm, 21p |
| 所在 | 広島大学図書館 |
| コレクション | 教科書コレクション |
| 説明1 | [時期]国定教科書期 1903(明治36年)~1945(昭和20年) [学科]音楽・唱歌 [学校制度]尋常小学校 |
| 説明2 | [解題]田村虎蔵、納所辨次郎共編の唱歌集が『教科適用幼年唱歌』である。初編、二編がそれぞれ上・中・下の3冊から成り、三編、四編がそれぞれ上・下の2冊から成るため、全部で10冊ある。 明治33(1900)年から同35年にかけて出版された。尋常小学校用の唱歌集である本書は、音域、旋律、リズム、いずれにおいても児童が歌いやすいよう配慮されている。また、各曲の題材に目をやると、修身、地理、歴史といった他の教科との関連づけを図っていることが歴然と見て取れる。 『教科適用幼年唱歌』の最大の特徴は、唱歌が言文一致体でつくられていることである。当時の音楽教科書はおおかた文語体の歌詞を用いており、児童にとっては難解で生活感情に合わないものだった。こうした通弊を打破するため、明治20年前後から唱歌においても言文一致が提唱され、田村虎蔵らはその先頭に立った。この唱歌集は、口語体の曲を多く含み平易で流暢に歌える詞を採用している。このように,編者二人が教師として児童の実態をよく理解しており、学校現場に即した親しみやすい唱歌集として『教科適用幼年唱歌』が生み出されたといえよう。(解題執筆:仲辻 真帆) |
| 資料番号 | [登録ID]0130449483 [スリップ番号]40970 [請求記号]教科書文庫/4/760/31-1903/0130449483 |

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