尋常小学算術書 第四学年 児童用

ライセンス種類
このコンテンツは自由に利用できます。詳細はリンク先をご確認ください。|Content is free to use. Check the link for details.
ライセンスURI https://dc.lib.hiroshima-u.ac.jp/da/page/license1
所有機関等 広島大学
タイトル 尋常小学算術書 第四学年 児童用
タイトルヨミ ジンジョウショウガク サンジュツショ ダイヨンガクネン ジドウヨウ
著者 文部省[編](モンブショウ)
出版年 1927, 昭和2
出版者 東京書籍
出版地 東京
物理サイズ 18cm, 97p
所在 広島大学図書館
コレクション 教科書コレクション
説明1 [時期]国定教科書期 1903(明治36年)~1945(昭和20年) [学科]算術 [学校制度]尋常小学校
説明2 [解題]1905年(明治38年)から約30年間使用された尋常小学算術書は,日本で最初に出版された国定算術教科書で,表紙の色が黒一色であることから,これ以降の算術書と区別するために「黒表紙教科書」という名称が使われている。黒表紙教科書は,日常計算の習熟と生活上必須な知識の獲得と思考の精緻化をねらいとしている。暗算を先行させ,様々な計算を筆算で行うことが算術の内容の中心であった。
第3学年までは一万未満の数を扱ったが,第4学年では数の範囲さらに拡大され,一般整数と小数を扱う。はじめに一般整数の暗算や筆算,小数の「唱え方」,「書き方」,「簡易な計算」を行う。つぎに度量衡貨幣と時の計算を学習し,最後に学年の総復習を行っている。第4学年の計算問題には,741111÷6993のように値の大きい数の計算も扱われている。(解題執筆:久下 敬太)
参考文献
日本数学教育学会出版部. 算数教育指導用語辞典. 日本学教育学会, 2009
植田敦三編. 算数教育の理論と実際. 聖文新社, 2010
資料番号 [登録ID]2500029814 [スリップ番号]40022 [請求記号]教科書文庫/4/411/31-1927/2500029814