マニフェスト IIIF Curation Viewer Universal Viewer Mirador
URL : https://dc.lib.hiroshima-u.ac.jp/da/2956

小学唱歌集 初編

ライセンス種類
このコンテンツは「パブリックドメイン」の条件で利用できます。詳細はリンク先をご確認ください。|Content is available under the terms of "Public Domain". Check the link for details.
ライセンスURI https://dc.lib.hiroshima-u.ac.jp/da/page/license1
所有機関等 広島大学
タイトル 小学唱歌集 初編
タイトルヨミ ショウガク　ショウカシュウ
著者 文部省音楽取調掛編纂(モンブショウ　オンガク　トリシラベガカリ)
出版年 1889, 明治22
出版者 高等師範学校付属音楽学校,大日本図書(発売)
出版地 東京
物理サイズ 13×19cm, 30丁
所在 広島大学図書館
コレクション 教科書コレクション
説明1 [時期]検定教科書期 1886（明治19年）～1902（明治35年） [学科]音楽・唱歌 [学校制度]尋常小学校
説明2 [解題]明治５（1872）年に公布された学制により小学校の教科に置かれた「唱歌」は、実際のところ指導者がおらず教材がなかったため、「当分之ヲ欠ク」という条件が付された。そうした状況下で編まれた『小学唱歌集』は、日本における最初の小学校音楽教科書として重要な意味をもつ。音楽取調掛によって編纂されたこの唱歌集は、初編が明治14年、第二編が明治16年、第三編が明治17年に文部省より発行された。緒言のなかで、音楽は徳育に肝要であると伊澤修二が述べたことは、後年の我が国における音楽教育に大きな影響を与えた。
３冊から成る『小学唱歌集』は、調、音階、曲態等が吟味され内容や配列が考慮されている。全体を概観すると、はじめに音階図があり、数字で階名が示され、音階・音程練習の後に各唱歌を学ぶ仕組みとなっている。収録曲は、日本人が作曲した唱歌の他、俗曲や箏曲も含んでいるが，旋律の多くは外国の歌曲であり、『小学唱歌集』に《見わたせば》、《才女》、《菊》、と記載されている唱歌はそれぞれ《むすんでひらいて》、《アニーローリー》、《庭の千草》という曲名で現在に伝わる。（解題執筆：仲辻 真帆）
資料番号 [登録ID]2500300148 [スリップ番号]30172 [請求記号]教科書文庫/3/760/31-1889/2500300148