改訂帝国剣道教本 全
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License URI | https://dc.lib.hiroshima-u.ac.jp/da/page/license1 |
Holder | 広島大学 |
Title | 改訂帝国剣道教本 全 |
Title pron. | カイテイ テイコク ケンドウ キョウホン |
Author | 小川金之助著(オガワ キンノスケ) |
Publish year | 1937, 昭和12 |
Publisher | 星野書店 |
Publisher address | 京都 |
Physical size | 23cm, 2,11,174,5p |
Location | 広島大学図書館 |
Collection | 教科書コレクション |
Description1 | [時期]国定教科書期 1903(明治36年)~1945(昭和20年) [学科]教練 [学校制度]旧制中学校 |
Description2 | [解題]本書は,昭和11(1936)年6月に告示された「学校体操教授要目」において初めて明示された剣道と柔道の「教授要目」に準拠して執筆された教師用及び生徒用の教科書である。執筆者の小川は武徳会武道専門学校の教授を務め,東京高等師範学校の高野佐三郎と共に,教授要目を作成した人物である。 本書は全部で10章から構成されている。第一章「総説」(剣道の意義・目的・効果・修業の心得),第二章「剣道修業上の準備,第三章「基本練習」(基本動作,応用動作),第四章「地稽古」,第五章「試合」,第六章「技の解説」(面技・籠手技・胴技・突技・其他の技),第七章「剣道術理」,第八章「形」,第九章「剣道略史」,第十章「刀剣の話」。これらの内容は,学校体操教授要目において明示された「基本動作」「応用動作」「形」「講話」の内容に厳密に対応するものであった。 剣道及び柔道は昭和6(1931)年に中学校及び男子師範学校において必修教材になっていたにもかかわらず,教師用あるいは生徒用の適切な教科書は刊行されてこなかった。そうした中で,本書は「学校体操教授要目」の内容と精神を最も正確に伝える教科書の一つと言えるであろう。(解題執筆:楠戸 一彦) |
Number | [登録ID]2000039366 [スリップ番号]43305 [請求記号]教科書文庫/4/499/41-1937/2000039366 |