小学校体操教科書

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ライセンスURI https://dc.lib.hiroshima-u.ac.jp/da/page/license1
所有機関等 広島大学
タイトル 小学校体操教科書
タイトルヨミ ショウガッコウ タイソウ キョウカショ
著者 坪井玄道著(ツボイ ゲンドウ), 可兒徳著(カニ イサオ)
出版年 1908, 明治41
出版者 大日本図書
出版地 東京
物理サイズ 23cm, p337
所在 広島大学図書館
コレクション 教科書コレクション
説明1 [時期]国定教科書期 1903(明治36年)~1945(昭和20年) [学科]体育(体操・遊技) [学校制度]師範教育
説明2 [解題]本書は,表題頁に明示されているように,「尋常小学校及高等小学校体操科教員用」教科書である。執筆者の坪井は体操伝習所・東京高等師範学校・東京音楽学校の教師を務め,明治期の学校体育に大きな影響を与えた人物である。可児も東京高等師範学校の教員を務め,坪井を助けた。
本書は次の9章から構成されている。第一章の「体操教授概論」では,体操科の目的や教材あるいは体操教授の形式などが論じられている。第二章の「体操科の設備」は運動場・服装・用具を,第三章の「体操科の管理」は時間と組の「編成」を,第四章は「教授上の注意」を論じている。第五章は「体操準備」(整列や行進など)を,第六章は「準備運動」を,第七章は「基本姿勢」を,第八章は「各個演習」を,そして第九章は「連続演習」を取り扱っている。
本書は,「緒言」に述べられているように,文部省の「体操遊戯調査会調査報告書」(明治38(1905)年)の主旨に従って編纂されたものである。第五章から九章までの内容が全体の90%を越えており,この意味では体操の実技指導に重点をおいた教科書である。(解題執筆:楠戸 一彦)
資料番号 [登録ID]2000018449 [スリップ番号]41179 [請求記号]教科書文庫/4/498/50-1908/2000018449